「ピルを飲むと太る」って言いますよね。
避妊や生理周期調整もしたいけど、太るのは嫌……
ピルを使用している女性なら誰もが思うことでしょう。
今回は太りにくいピル『ヤスミン』についてまとめました。
ヤスミンってどんな薬?
ヤスミンは第4世代1相性ピルで、ピルの中でも一番新しい世代のものです。
第4世代のピルは、これまでのものに比べてホルモンバランスの変化による体重変化やニキビの発生率が少ないと言われています。
第3世代までのピルが合わなかった人に処方されることが多いようです。
日本ではまだ未認可ですが、個人輸入での購入は可能です。
ヤスミンはむくみにくい!
ピルを飲んで太ってしまうのには、ピルに含まれているホルモンの作用が関係します。
・エストロゲンが体外に水分を出すのを阻止してむくみが起こる
・エストロゲンの作用で脂肪がつきやすくなる
・プロゲステロンの作用で食欲が増し、食べ過ぎてしまう
ヤスミン最大の特長はむくみにくいこと。
なぜむくみにくいかというと、ヤスミンには「ドロスピレノン」という種類のプロゲステロンが含まれています。
この「ドロスピレノン」は、本来のヒトのホルモンに近い自然な働きをしてくれるため、他のピルに比べるとむくみが出にくいのです。
ちなみに、あくまでピル服用時の体重増加やむくみが起こりにくいというだけであってダイエットの薬ではありません。
ピルを飲んでいない方がダイエットのためだけにヤスミンを飲むのはNGです。
ヤスミンの副作用
ヤスミンも薬ですから、もちろん副作用はあります。
主な副作用は以下のものが挙げられます。
・不正出血
・乳房の張り、乳首の痛み
・吐き気、だるさ
・頭痛
これらの副作用はピルを飲み始めた頃に起こるもので、服用を続けていくと体が慣れていき、次第に改善されていくようです。
ヤスミンには血栓のリスクも
過去にヤスミン、ヤスミンとほぼ同成分のピル『ヤーズ』を服用した女性23人が死亡したという事件がありました。
いずれも死因は血栓症だったそうです。
これだけ聞くと恐ろしい薬のように思えてしまいますが、ヤスミンは医師の管理下で服用する分には問題はないのです。
ただ、ヤスミンを服用してはいけない人がいるのも事実。
特に喫煙者は要注意です。
喫煙者の場合、血栓症のリスクがなんと150倍にも膨れ上がるんだそうです。
ヤスミンを服用するのであれば、禁煙は絶対条件です。
ヤスミン利用者の口コミ
個人輸入代行サイトに掲載されていた口コミをいくつかピックアップしてみました。
参考程度にご覧ください。
太らないことに感激!
ヤスミンに変えてから比較的抑えられています。
医者に相談してもピルに太る副作用はないの一点張りですが、水分を体に保有しやすく浮腫みやすいのが続けば脂肪が付き、それは太るって事ですよね。
いいかげん太るのがピル服用者の甘えみたいなのやめてほしい。
ダイエットしても効果がほとんどなく本当につらかった。
ヤスミンにしてからは努力すれば体重が落ちます。
ダイアン前飲んでいたのですが不正出血ずっと止まらないのでヤスミンに変えてみました。
肌の調子も良くていい感じです。
体重増加も今までの中で一番抑えられてます。
デメリットとしては、超低量ピルのため、私の場合は飲み遅れ8時間ほどでも不正出血があります。
ただ、きちんと服用すれば副作用もなく、飲みやすいピルだと思います。
やはり太りにくいということで他のピルから乗り換える人が多いようですね。
飲むことで痩せるわけではありませんが、体重の増加がなくなり、元に戻ったことに喜ぶ声が多く見られました。
副作用がつらい……
効果も同じということで値段の安いこちらにしました。
ヤーズの時も最初のうちは副作用が酷かったのですが、やはりこちらでも発熱、吐気、ダルさなどが出てしまいました。
はやく身体が慣れてくれるといいのですが…。
私は夕方の決まった時間に飲んでますが、飲み始めてから頭痛と吐き気で眠れませんでした。朝起きた時には良くなっているのですが、私には合わないようなので途中で飲むのを中断しました。
ピルでこの様な症状が出たのは初めてです。
薬に副作用はつきもの。
風邪のような症状に頭を悩ませてしまう人も何人かいました。
まとめ
女性にとって体重の増加は死活問題。
かと言ってピルをやめることも難しい……
ヤスミンはそんな方にぴったりのピルだと思います。
とはいえ、自己判断で勝手に服用を始めることは絶対にやめてください。
自分に合わない薬だった場合、思いもよらない健康被害に遭うことがあります。
まずは医師に相談し、使用してもいいと判断をしてもらった上で購入するようにしましょう。
ヤスミン以外のむくみにくいピルについてまとめた記事もありますので、よかったらあわせて読んでみてくださいね!