オーソM、オーソ777は、2017年1月頃に製薬会社の都合で製造が中止となりました。
愛用していたピルが急になくなり、困惑している方もいることでしょう。
今回はオーソの代わりとして使用できるピルについてまとめました!
月経困難症に効果のあるオーソ
オーソには、オーソMとオーソ777の二種類があります。
オーソMは、1シート内の錠剤に含まれるホルモン量がすべて一定の第1世代1相性ピル。
一方、オーソ777は生理周期に合わせてホルモン量が調整されている第1世代3相性ピルです。
子宮内膜の増殖を抑える効果が高いため生理時の出血量を大幅に減らすことができ、子宮内膜症の治療にもよく使われていました。
そのほか、生理痛の軽減や月経前の体調不良にも効果があります。
オーソ製造中止を悲しむ声が続出
オーソM21の販売再開を本当に願っている…オーソM21の製造中止でマーベロンに移行したんだけど、やっぱりオーソM21の効果がとても合っていたのでまた製造して欲しい…
— こぶた (@xxchxt) 2017年5月28日
ありゃー、オーソ製造中止なのかー。次回通常外来行かなきゃダメなんだなー。
— ふう。 (@whopoo) 2017年3月13日
オーソMが製造中止らしくってわりと絶望している…
オーソ最高だったのに…つらすぎる。
次から何飲めばいいんだ…。
シンフェーズ3相じゃん?日にち変更ややこしいじゃん…
マーベロン性欲減退とかふざけんなよって感じだし…バストアップ効果もいらない…
なぜだ…オーソカムバック…😭😭— まあ@人生適当に (@mainichimaasan) 2016年9月13日
ツイッターでもオーソ製造中止を悲しむ声が多く挙がっていました。
それだけ愛されていたピルということなのでしょうが、せっかく自分に合うピルを見つけたのに製造中止になってしまうなんて悲しいですよね。
オーソと似た効果のあるピル
残念ながら製造中止になってしまったためオーソを購入することは難しくなってしまいましたが、同じ効果があるピルは存在します。
オーソの代替品となるピルはいくつかあるので順番にご紹介していきます。
ルナベル
ピルの中でも珍しく、保険が適用されるピルです。
オーソと同じく、子宮内膜症の治療などにも使われます。
ここで注意が必要なのが、ルナベルは避妊目的での服用はNGということ。
あくまで月経困難症などの治療をするための薬なので、避妊は主たる目的として作られていないのです。
海外では避妊薬として認められているようですが……
また、残念ながらルナベルを取り扱っている個人輸入代行サイトは見つかりませんでした。
使用目的が生理痛の緩和ということであれば保険が適用される可能性もありますので、事前に電話などで確認しておくことをおすすめします。
シンフェーズ
シンフェーズは第1世代3相性ピル。
飲み方は『サンデースタート』といって、日曜日から飲み始めるタイプのものです。
飲み始めてから4週目の月曜日頃に月経が始まり、金曜日あたりにほぼ終わるので、週末に生理がかぶらないと人気のスタイルです。
フリウェル
こちらはルナベルのジェネリック。
ルナベルと同じ有効成分が同じ量含まれているので、ほぼ同じ効果が期待できます。
また、こちらもルナベル同様避妊のための薬ではないので注意が必要です。
オーソを個人輸入できるサイト
また、かなり少ないですが、オーソがまだ個人輸入できるサイトも一応あります。
空詩堂、ファミリーファーマシーグローバルという二つのサイトで取り扱いが確認できました。
オーソM(21錠):3,290円
オーソ777(21錠):2,632円(使用期限:2017年12月)
どちらのサイトも運営している会社が同じなので、使用期限や価格も同じでした。
オーソ777の方は使用期限が迫っているので、在庫処分といった感じでしょうか?
まとめ
今回紹介したものはほとんど個人輸入代行サイトでの取り扱いがありませんでした。
避妊目的でなければ保険が適用される可能性もあるので、個人輸入で安く買うということはあきらめて病院に行った方が賢明かと思います。
また、個人輸入で購入できるピルに変えてしまうというのも手ですが、その場合にも必ず医師に相談するようにしましょう。
『生理痛軽減のために飲むなら絶対知っておいて!ピルのデメリット』