サンデースタートって?ピルの飲み方の疑問をすっきり解決!

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低用量ピルを始めたいけど、飲み始めのタイミングがわからない……

最初はどうすればいいのかさっぱりわかりませんよね。

今回は低用量ピルの始め方についてわかりやすく解説します!

ピルの基本の飲み方

ピルの飲み方には3種類ありますが、どの場合でも「21日間1日1錠ずつ決まった時間に飲み、7日間は休薬期間」というのは共通です。

ピルは1シート21錠のものと1シート28錠のものがありますが、これはプラセボ(偽薬)
がシートに含まれているかどうかの違いです。

偽薬はブドウ糖などでできており薬効成分は入っていないので、休薬期間に飲んでも問題ないのです。

偽薬のメリットは、「1日1錠決まった時間に飲む」という行動を日課に組み込むことで飲み忘れを防げることです。

飲み忘れたり服用の時間が大幅にずれたりすると不正出血などを起こすこともあるので、十分に気を付ける必要があります。

自分でしっかりと管理ができる方はいいですが、忘れちゃいそう!という方には偽薬付きのものをおすすめします。

ピルの飲み方には3種類ある

ピルの飲み方には3つの方法があり、それぞれ飲み始めのタイミングが異なります。

Day1スタート

「生理初日から飲み始める」という、一番スタンダードな方法です。

ちなみにこの「初日」というのは、生理が来てから24時間以内ということ。

例えば夜10時に来たからといって、無理に日付が変わる前に飲まなくても、翌日の夜10時までに飲めばいいのです。

ちなみに、低用量ピルは毎日一錠ずつ決まった時間に飲まなければなりません。

生理が来てから24時間の間で、自分が日課に組み込めそうな時間を決めて飲み始めるといいでしょう。

サンデースタート

生理が始まった週の最初の日曜日から飲み始めるというスタイルです。

日曜に服用すれば月曜~金曜くらいまでに消退出血が終わってしまうので、快適に土日を過ごせるというもの。

土日は何かと予定が入っているから生理をかぶらせたくない!という方におすすめ。

しかし、服用を始めて1~2週間は避妊効果が出ませんので、コンドームなど別の避妊方法との併用をするようにしてください。

クイックスタート

こちらは上記2つに比べてイレギュラーな飲み方。

通常は生理が始まってから飲み始めるものですが、これは生理を待たずに飲んでしまう方法です。

サンデースタートと同じく、飲み始めの1~2週間は避妊効果がないので、コンドームなどその他の避妊方法を併用してください。

メリット・デメリットまとめ

3つの方法のメリットとデメリットを表にまとめました。

 メリットデメリット
Day1スタート・服用開始日がわかりやすい
・すぐに避妊効果が得られる
・生理日が週末に重なることがある
・2シート目以降の服用開始日は生理初日ではないので間違える可能性がある
サンデースタート・週末に生理がかぶらない
・2シート以降の飲み忘れがしにくい
・飲み始めの1~2週間は避妊効果がない
クイックスタート・生理日を待たずすぐに始められる
・生理不順などで次の生理日が不明でも始められる
・飲み始めの1~2週間は避妊効果がない

それぞれメリットが異なるので、自分に合った方法を選んでくださいね。

ピルによって推奨の飲み方が違う

中には、ピルによって推奨されている飲み方が違うこともあります。

例えば、シートの1錠目のところに日曜日の印字があるものはサンデースタート推奨のものです。

とはいえ、絶対にどちらかの飲み方でないといけないということはないので、自分に合った飲み方でも大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか?

それぞれメリットにはっきりと違いがあるので、選びやすいのではないかと思います。

一番重視したいのは「きちんと正しく服用が続けられるか」なので、飲み忘れなどないように気を付けましょう。

飲み忘れて不正出血を起こしたり避妊効果が薄れたりしてしまうと面倒ですからね。

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