この記事ではAGA治療薬やED治療薬などを個人輸入代行しているビリリティショップの評判などをまとめています。
サイト名にも入っているビリリティ(virility)という単語は聞き慣れない言葉ですが男らしさや活気、性的能力を意味します。
まさに男性向けのショップということですが女性向けの化粧品や女性ホルモン製剤のエチニラなどが販売されている点に突っ込みを入れたくなってしまうのは私だけでしょうか?
細かいことは気にせず、ビリリティショップで偽物を掴まされないか・商品が届くのか・騙しや詐欺といったことがないかを検証していきます。
ビリリティショップとは?
運営会社は中国は香港に所在を置くRoy Union Ltd.です。
サイト名 | ビリリティショップ |
運営会社 | Roy Union Ltd. |
所在地 | RoomB,8/F Wing Cheung Industrial Building No.109 How Ming Street Kwun Tong, Kowloon, Hong Kong |
FaceBook:https://www.facebook.com/virilityshop/
この名前、どこかで見たことがあると思ったら個人輸入業界大手のオオサカ堂やアスフと同じ会社名です。
ただ、同一の会社名はどこでもありますし、勘違いかもしれないので念のため住所を確認してみました。
・ビリリティショップ(https://virilityshop.cool/)の会社概要
・オオサカ堂(https://osakadou.cool/)の会社概要
・アスフ(https://speed-asf.co/)の会社概要
運営会社はもちろん、所在地や主要取引銀行のHSBC銀行に至るまですべてが完全に一致。
さらにカスタマーサービースの電話番号(+66-2-168-1411)まで一緒です。
3つのサイトの窓口になっている番号ですが電話をするとなんと言って出るのでしょうか?
「はい、こちら個人輸入代行サイトです」
など当たり障りないことを言って対応していそうですね。
クレジット決済ができず不便
オオサカ堂グループはクレジットカード決済ができません。
個人輸入する時には銀行振込のみが対応となっています。
銀行振込だと手数料がかかる場合もあるので他の個人輸入サイトより結果として高くなることもあります。
ビリリティショップに力を入れていない?
ビリリティショップと同系列のオオサカ堂とアスフではGoogleで検索した結果がそれぞれ
・オオサカ堂→505,000件
・アスフ→29,000件
上記のようになっていました。
この検索結果の数が多ければ多いほど、世に知れ渡っていることになります。
それではビリリティショップをGoogleで検索した結果を見てみましょう。
わずか22,000件。
これはビリリティショップに最も力を入れていないということが分かります。
個人輸入代行のビリリティショップは単なるコピーサイト
運営元はビリリティショップ・オオサカ堂・など複数のサイトを所有しています。
同系列のサイトということが分かりましたが、実際にサイト内で売られている商品や価格をチェックしていきます。
ED治療薬のシアリスを各サイトで検索してみます。
在庫状況やまとめ買いの有無などもあわせて確認しました。
ビリリティショップでのシアリス価格比較
シアリス価格 | ビリリティショップ | オオサカ堂 | アスフ |
---|---|---|---|
1箱 | 6,728円 | 6,728円 | 6,728円 |
3箱 | 18,481円 | 18,481円 | 18,481円 |
5箱 | 28,735円 | 28,735円 | 28,735円 |
7箱 | 38,414円 | 38,414円 | 38,414円 |
ビリリティショップ・オオサカ堂・アスフ共に金額は一緒です。
他のED治療薬やAGA治療薬などの価格を見ると3つすべての個人輸入サイトにおいて同一価格で売り出されていました。
結果としてビリリティショップはオオサカ堂やアスフと見た目は違っても中身は一緒のコピーサイトだったわけです。
ビリリティショップを運営している理由
運営会社のRoy Union Ltd.は以前にオオサカ堂など、所有する複数の個人輸入サイトのドメインを切られるという事件がありました。
ドメインが切られるとURLを入力してもサイトに繋がらなくなるため、運営者にしてみれば大打撃です。
このドメインを切られた理由がレジットスクリプトの存在。
レジットスクリプトとはNABP(アメリカ全国薬事評議会連合会)の不正なオンライン薬局や個人輸入代行サイトなどを対象とした監査機関です。
日本国内においてはサイトのURLを管理する会社に対して特定のサイトへのサービスを遮断する権限を所有しています。
このレジットスクリプトがビリリティショップを含める複数のサイトのドメインを強制的に切ったものと思われます。
その証拠にビリリティショップは過去にツイッターにおいてサイト移転のお知らせを発表しています。
2016年3月2日ビリリティショップ公式ツイッター
【サイト移転のお知らせ】https://t.co/E6tiOH3WxA へ移転しました。
— ビリリティショップ (@virility_shop) 2016年3月2日
このタイミングでドメインが強制的に切られたのだと思います。
過去のビリリティショップURL:http://virilityshop.net(現在は繋がらない)
現在は対策としてビリリティショップのメインで使っているドメイン(virilityshop.cc)を切られた場合でもすぐに他のURLに切り替えられるようにしているようです。
続々出てくるビリリティショップのURL
・http://教えてビリリティ.com(http://xn--r8j0c5i5eqc4ga3948h.com)
・http://vs-vip.org/
・http://ビリリティ公式ブログ.com(http://xn--dck0a2d7br1ja1a3895epr2a.com)
・http://ビリリティキャンペーン.co(http://xn--dckua7e5bwb1c4ba9fb2h.co)
再度レジットスクリプトからドメインを切られたらまた新たにドメインを取得すればいいだけのことなので結果としていたちごっこになっているのだと思います。
ビリリティショップをツイッターや2ちゃんねるで調べた結果
TwitterやFacebook、2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)などありとあらゆるSNSなどを調べました!
しかし、先にも記載したようにビリリティショップはそもそも露出が少ないサイトのため、口コミや評判が一切見つかりませんでした。
わざとらしい書き込みや広告以外、ビリリティショップの情報はインターネット上にほとんど出ていません。
逆を言えばビリリティショップの利用者がいないということになります。
まとめ
過去には専門監査機関にドメインを切られてサイトにアクセスできなくなったり、複数のURLが存在していて怪しいビリリティショップ。
個人的な総合評価としては商品が届くまでの間にサイトに繋がらなくなれば不安に思いますし、クレジットカード決済ができないので不便という点からビリリティショップで個人輸入することはないでしょう。